鮮やかな赤と青が目に浮かぶような物語。
大事な人に素直になれない。
ついつい虚勢を張ってしまう。
自分の進む道がこのままでいいのか、悩んで迷って修正して。
でも、そんな時もそばに居てくれる人が居るのは、奇跡。
だけどそれは運が良かったからじゃない。
がんばってがんばって生きてきた証。
赤と青で描かれたエスキースはその象徴のようでもある。
話題作家の話題作ということで、期待して読んだけど、うーーん。
綺麗にまとまりすぎていて、起伏が少ないのが残念だった。うーん。
淡々とした感じが逆に良いとも言えるのか。うーん。