おちび /エドワード・ケアリー

エドワード・ケアリー

Xで見てなんとなく借りたら、見た目も中身も鈍器だった。

戦争ものは普段避けているのでちょっと読むのしんどいところもあったけど、軽やかな文章につられて読み切ってしまった。

フランス革命の時代を強かに生きた「おちび」のお話。

蝋人形というと怖い物のように思ってしまうが、彼女にとってはその人を嘘偽りなく再現するための唯一無二の友人のような、自分自身であるような、そんな親しい存在だったのだろう。

歴史上の人物が普通に登場するので歴史に詳しければもっと楽しめたかもしれない。
(世界史マジメにやっとけば良かったー)

にほんブログ村 本ブログへ
タイトルとURLをコピーしました