これが最後の仕事になる /アンソロジー

アンソロジー

メフィストリーダーズクラブの有料会員限定コンテンツを加筆修正してまとめたもの。

素晴らしい出来に唸らされるの半分、どこが面白いのかよく分かんないの半分。

正直なところ(え、これが有料会員向けなん…?)と思ってしまった。

ショートショートって創るのむずいんやなあ。

「これが最後の仕事になる」という一文から始まる物語というお題で色んな作家さんに書いてもらう、という趣向であるならば、その一文をピリッと効かせて欲しいと思うのだけれど、残念ながらそういう作品は一つもなかった。

ここまでけちょんけちょんに書いてきたけど面白い作品は面白いので是非手に取って欲しいとも思う。
(どっちやねん。)

『悪魔との契約(須藤古都離)』はユーモアも捻りもお見事。

『声(岸田奈美)』
病院でのアホみたいなクレームへの返事を書くところから生まれたストーリー。
イオンのお客様の声コーナーをチラ読みするのが好きな私には刺さりました。
え、アレ、皆意外と見てるよね?

『天岩戸の真実(高田崇史)』
えー、最後どゆこと?!
教養のない私には全部理解できなかったけど、でも気になる!

『時効(米澤穂信)』
こういう短編ミステリ書かせたら右に出る者はいないんじゃないかな、さすがです。

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