「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考 /末永 幸歩

末永 幸歩

学校の美術の授業は、何を目的にしているのだろう?

「自由に描きなさい」と言われるまま、「自由に」描いても、評価されるのは偶々技術を持っていて、分かりやすく芸術的と思われる作品を作れる子だけ…。
これではこの本の言うところの「花職人」が増えても不思議はない。

人間は食べなくては生きていけないし、死んだ後に評価されてもそれは幸せではない。

「自分のものの見方」を確立できる人は時代の先駆者ではあるが、世間の逆風に負けてしまうことの方が多いことを思うと、「アーティスト」になりたいか、と問われると、残念ながら疑問符が付く。

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