夏の終わりに君が死ねば完璧だったから /斜線堂 有紀

斜線堂有紀

「恋に至る病」が良かったので期待してしまった分、勝手にちょっとがっかりしてしまった。
愛情とお金というすごく現実的なテーマが重い割にはリアリティに欠ける印象。

死んだら金塊になるとはいえ、たった1人しか収容されていないサナトリウムなんてどうやって運営されているのか?
そこまでの重大施設の塀の落書きがアート扱いで放置されてるのもちょっと謎だし。
めっちゃ山奥の集落みたいな設定かと思いきや徒歩で海に出られちゃうんかい!←これは私の勝手な思い込みですスミマセン。

でもラストはさすが、うっかりホロリとさせられました!

にほんブログ村 本ブログへ
タイトルとURLをコピーしました