作者得意のイヤミスを期待して読んだらなんかいい話やん!!!(涙)。
ミステリーだと思って読み始めるとかなり簡単に序盤で真相が分かってしまうので、終活で遺影を撮るために写真館を訪れる人々の心温まる物語…だと思って読むと良いかと。
ハナの言動に物申したくなる人が多いようだけど、まだ三十にもならないなら、まあこんなものなのでは?
夢子は常識人だけど抜け目なさすぎて逆に怖いし道頓堀はコテコテのエセ関西弁。
雨利を主人公にしたバージョンが読んでみたいなあ。と思って、もしかしてハナではなく雨利が主人公なのか?と今思い付いた。