犯罪者予備軍たちの駆け込み寺と呼ばれるNPO法人には今日もまた物騒な相談が持ち込まれる。
一見普通の相談員が、その殺人計画は未遂におわる或いは逮捕される危険性が高い、ととても論理的に諭してくれる。
まあそれで諦めるようならそもそも相談しに来ないでしょ、という感じなのだが、案の定…。
最終話の同性愛者のお話が切なくて印象的。
今作では「自分の身はどうなってもいい、迷惑をかける身内もいない」という殺人志望者は出てこなかったけど、そういう相談にはどう対応するんだろう、というのが気になった。
それこそ感情に訴えるのかな?