読み始めて、(ん…?何かのスピンオフか?)と思ったら案の定…^_^;。
裏表紙袖の「誰もがそうであるように、泉ちゃんは泉ちゃん。この子を見守ってくださいますように。」という言葉が何故かグッときた。
泉ちゃんも、その親も友だちもカレシも上司も、全員どこかしらダメなとこがあり、でもいいとこもあり、それらを全部ひっくるめてこそその人なんだな。
この作者さんはそういう普通の人を普通のまま描くのがとても上手い。
私は居なくても地球はまわる。
でも自分あっての地球なんだ。と、ちょっとだけ自己肯定感というやつが上がる一冊でした。