此の世の果ての殺人 /荒木 あかね

荒木あかね

半年後に小惑星の衝突により滅亡する世界が舞台。

そんな状況でなぜか律儀に教習所に通うOL、ちゃんと教習をする元刑事、トランクから発見される遺体。

殺人犯を追う2人に思わぬ仲間が加わり、珍道中が楽しくてテンポも良く、思ったより軽やかな読み心地でスラスラ読めました。

地味ながら丁寧に作り込まれたミステリも良かった。

明日地球が滅びます、って言われたら私ならどうするかなー。

外国に逃げて生き残っても、結局苦しみながら死ぬだけなら、衝突予定地点で降ってくる惑星を目に焼き付けながらの最期、結構アリだと私は思っちゃうな。

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