ゴーストレストランのシェフは依頼主からの謎も料理する。
かなりグレーな案件ながら破格の報酬を求めて集うビーバーイーツの配達員たち。
火災現場に突入した謎の人物、指のない轢死体、アパートの空室に届き続ける置き配…。
最終話で各話の配達員たちが集うも、まあ当然の如く最強で最恐のシェフには敵わず。
人はとかく知りたがる、納得のいく解釈を求めてしまう生き物だ、と本の外の我々に語りかけてくるかのよう。
一つ腑に落ちなかったのは、配達員が皆さんシェフの気を引きたがっている点。
できれば必要最小限の会話で済ませたくない…?