スモールワールズが良作だったので読む前から期待しすぎたかも…。
あと一年で契約を切られてしまう受付嬢、お笑い芸人を目指すコンビetc.「これから先」のための「安定したパラシュート」がない人々がそれを嘆くでもなくただただ生きていく、その強さ(或いは弱さ)を描いた物語。
終盤、美雨がぼふぼふとクッションを叩きながら弓彦に向かって放った言葉がなんだかものすごーく共感してしまった。
あと、大阪弁がコテコテすぎて不自然だと思ってしまったのは私だけかな?
(キタの人間にはミナミの関西弁は聞き取れないくらい激しいらしいけど。)