歌人である著者曰わく「偶然性による結果的ポエム」についての考察、らしい。
なんだかそう言われると小難しく感じるけれど、思わずニヤリとしてしまう日常で出会った言葉や文章たちが著者ならではの感性で綴られている。
一章ずつがすごく短いこともあり、長い文章を読むのがしんどい時や、重い話を読んだ後の息抜きに丁度良いです。
よく目を凝らして見れば、生活ってキラキラ輝く小さな「彗星」が行き交っているのだなあ、とニヤニヤしながらも少し心が温かくなる、そんな一冊でした。
そこまで期待してなかったけど(←失礼。)読んで良かったです。
