第一部は「日本のバンクシー」と騒がれる<ブラックロータス>を追うライターの視点。
第二部は長くグラフィティをやってきた<TEEL>の視点。
帯によると「新世代のクライム・ノヴェル!」らしいけどあんまりクライム感(って何)は感じなかったなー。
まず文章が読みやすくてスルスル読める。
無駄がない。
お、これは最後どうなる…?と期待してたんやけど、えーと、「違法なのがカッコいいってイキるのはダサいよね、真っ当に生きてる人を踏みにじるのはダメ」というのが言いたかったってことでOK…?
そんなことで今さらドヤ顔されてもなー。
中高生あたりには刺さるかも。