ナチュラルボーンチキン /金原ひとみ

金原ひとみ

オーディブル先行に納得。

どっちにしようか迷ってるならオーディブルで。っていうくらい、言葉のリズムがすごい。

けど単行本でも十分たのしめた。

労務課ルーティン女×型破り編集者にモッシュする系バンドマンの化学反応。

肉野菜炒めにパックご飯を夕飯にするのがルーティン、生活の全てがルーティン、な浜野はある日、編集部の平木と出会い、生活が変わっていく。

淡々と始まったかと思うとすごい感情のジェットコースター、え、そうなの?!と思うセリフがサラッと挟まれて濁流に飲まれたり、美味しいもの楽しいものを嗜む慈愛に満ちたシーンに心和まされたり。

良い読書体験でした。

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