なんか涙がポロッと。
多くの人が通らねばならないであろう老いと介護。
どうしたって年をとったら脳は萎縮するし、そしたらいわゆる「認知症」になってしまうし、自分も周囲も今まで通りではいられなくなる。
この本だけで全部を知ることはできないけど、矢部太郎さんの柔らかい絵柄もあってすんなり読めるので、知るとっかかりに、特に「介護は嫁がするもの」って思ってる人に読んでもらいたい一冊。
「あんたは美談みたいに言うけど…思い出したくもないくらいつらいことなんや」(本文より)
そんな悲しい思いをする人が一人でも減ることを願います。
