青山美智子 鎌倉うずまき案内所 /青山 美智子 人生にはぐれてさまよう老若男女が、螺旋階段を降りた先には双子のおじいさんとアンモナイトの所長が待っている。困った時のうずまきキャンディはお一人様一個まで。時代が螺旋を描いて繋がっているように、六編各話が少しずつ繋がっている。このあたりの手法... 2024.12.26 青山美智子
青山美智子 お探し物は図書室まで /青山 美智子 本を読むって、社会とつながることなのかも。私は定義的には「ひきこもり」に(多分)分類される人間だけれど、社会と分断されて寂しいとは感じていない。それは夫や少数精鋭の友だちに恵まれていることも大きいけれど、日々、物語やエッセイ、ハウツー本、雑... 2024.09.16 青山美智子
青山美智子 赤と青とエスキース /青山 美智子 鮮やかな赤と青が目に浮かぶような物語。大事な人に素直になれない。ついつい虚勢を張ってしまう。自分の進む道がこのままでいいのか、悩んで迷って修正して。でも、そんな時もそばに居てくれる人が居るのは、奇跡。だけどそれは運が良かったからじゃない。が... 2024.09.10 青山美智子
青山美智子 木曜日にはココアを /青山 美智子 赤、青、緑…色とりどりのお花畑をゆっくり散歩しているような、あたたかい気持ちになれました。静かな喫茶店でココア片手に読んで欲しい一冊です。隅っこのお席、好きな人けっこう居ますよねー(かく言う私も隅っこ暮らしの人間ですが。この現象は日本人だけ... 2024.08.24 青山美智子
青山美智子 猫のお告げは樹の下で /青山 美智子 日々のモヤモヤ、イライラ、苦しい感情を、清風でサーッとお祓いしてもらったような読後感。悩める日本人全員に読んでもらいたい。めったに姿を現さない、不思議な神社猫ミクジがくれるお告げのタラヨウの葉に書かれた言葉は、貰ったその人にしか見えず、でも... 2024.08.18 青山美智子
青山美智子 ただいま神様当番 /青山 美智子 斜めから物を見がちな私でもうっかりほっこりしてしまったー。小学生でもOLでも、老若男女関係なく、みんなみんな、がんばって生きてるんだ!人間って愛おしい!と思えた。(パワハラする人間はどんな理由があろうとも許せないけど。)少しの勇気が出ない時... 2024.08.14 青山美智子