三浦しをん

三浦しをん

エレジーは流れない/三浦 しをん

めちゃ好きな作家さん(エッセイ含めほぼ全部読んでる)だけど、うーーん??ちょっと、いつもの引き込まれ感が足りない!と思った。 とりあえず全部読んで、そこそこ面白くはあったのだけど…この物足りなさはなんだろう。主人公・怜の最後の青春の叫びにはものすごーく共感したけども。 しかし、慎一って一体何者なの?とか、なんでイルクーツク?とか、謎が置き去り。物足りなさは残るものの、人情味溢れる商店街の描写はあたたかくて、こんな街、日本に現存してほしいなー、と思いました。