子どもの頃「天才」ともてはやされた人間たちをAIでリサイクルするというなんともえげつない(←ほめてる)作品。
Chat GPTは人間を超える作品を書けるのか?に対する一つの「答え」として書いたのかな。
帯にはAI×青春小説とあったが私はどちらかというとSFとして楽しんだ。
各々のAIに対する反応(拒否反応、戸惑い、順応…)や、それがどう変わっていくのかが興味深かった。
ラストは著者にしては珍しくハッピーエンドで、良くも悪くも「らしくない」なあ(笑)と。
でも、それも一つの「答え」なんでしょうね。
オススメ。