獣の夜 /森 絵都

森絵都

「1日10分のときめき」で既読だったけれど『太陽』がやっぱり好きだー。
他人にとっては取るに足らない物が自分にとっての太陽でもいいんだ、と肯定してもらえる感じに涙が滲む。
この短編だけでも読む価値あり。

『獣の夜』は「女ともだち」で読んだ時は爽快に感じたんだけど再読して(類友ってやつやん、火遊びで痛い目見るよ)って思った。
他の収録作品とか読む順番でここまで印象が変わるとは。

『あした天気に』「たられば」にしがみついて人生がうまくいかない原因を全部そこに押し付けてもいいことあらへんで、というちょっと耳の痛いお話。

にほんブログ村 本ブログへ
タイトルとURLをコピーしました