この作者さんはやっぱり男性バディものを書くとずば抜けて生き生きしてんなあ、とニヤニヤせざるを得ない作品でした。
(別にBLではないしやらしい意味ではなく、多田便利軒から入った読者としては(お、本領発揮してんな!)と嬉し懐かし、な気分になるという意味です。)
ガチガチ真面目なホテルマン続と、非常識な自由人に見えて過去に影のある書家の遠田、という組み合わせ、良き。
遠田はまだ「本来の書風」を披露していないようにも思えるし、代筆業もまだまだこれからという感じを受けたので、これは続編期待していいんですかね…?
オススメ。