行き場のない母子を保護する「のばらのいえ」に住む、2人の少女。
2人には、他の子とは違って「いつかそこを出て行く」という選択肢がない。
他の子どもの面倒をみたり家事をさせられる祐希。
お前には何もできない、と言い切られスポイルされ無気力になっていく紘果。
最後無理やりシスターフッドの良い話に収束させた感があるが、ヤングケアラーの問題がどうにも重すぎて終始ため息。
大人の側は悪いことをした意識はないだろうなあ。
学校、家庭で似たような場面は多いけれど問題にされることは少ない。
「程度の問題」で済ませるのは大人のエゴだろう。