噓つきジェンガ /辻村深月

辻村深月

詐欺がテーマの3篇。

月並みですが、「自分は巻き込まれない」と思わないようにしよう、と強く強く思いました…コワイよう…。

2020年のロマンス詐欺:
『神様の罠』で既読。(なんか損した気分。)

五年目の受験詐欺:
もし「あの時」に戻れてもまた払ってしまうかもしれない母親の気持ちがやるせない。
ほぼ任せっきりだったのに父親のその態度はナシでしょ。
人の価値は入った学校なんかで決まるんじゃないよ…って言っても渦中の親には響かないんだろうなあ。

あの人のサロン詐欺:
親がナンダカナー。
小さい嘘がどんどん膨らんでいくのが怖かった。

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